歯肉炎:
歯肉の腫れがある軽度の歯周病
歯ぐきに炎症が起きている状態で、歯磨きや食事などの軽い刺激でも出血しやすくなります。
| 診療 時間 |
⽉-⼟ 9:00-18:00/⽔ 9:00-13:30/休診⽇ ⽊・⽇・祝⽇ | 06-6882-5151 |
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当院の歯周病治療は、
その場しのぎではなく
世界標準の根本治療を
行っています。
歯周病治療はどこの歯科医院でも行っていますが、どこも同じ治療を行っているわけではありません。
多くの歯科医院で行われているそれは「歯周病に対する簡易的な治療」です。効果がないわけではなく、軽度の歯周病は改善します、「軽度」ですので。
一方で、中等度以上、重度の歯周病の場合は、簡易的な治療では「やや改善する」、「改善しない」ということが起こります、「重症」ですので。
歯周病治療にしっかりと取り組むには、「専門的な歯科医院」に通うことが必要です。歯周病に対する充分な知識と治療技術を持ち、医院として「歯周病治療」に全面的に取り組んでいる専門的な医院ですが、その割合は歯科医院全体の中でも3%にも満たないと思われます。
「歯科」と言っても、その分野は多肢にわたり、「口腔外科」、「小児歯科」、「矯正歯科」、「インプラント」、「審美歯科」など様々です。全ての歯科医師が歯周病治療に精通しているわけではなく、それぞれの歯科医師に専門性や得意分野があり、多くの場合は歯周病について専門的に学んでいるわけではありません。
当院院長は歯周病治療を専門的に学び、日本臨床歯周病学会認定医の資格を取得しています。そのため、医院のコンセプトの一つとして「歯周病治療」を掲げ、歯周病治療に特化した医院づくりを行っています。
歯科衛生士も然りで、皆が同じではありません。それぞれに専門性や得意分野があり、皆が必要充分な歯周病治療ができるわけではありません。
歯周病治療の多くを担うのが「歯科衛生士」ですが、慢性的な人材不足によって、歯科衛生士が在籍しない歯科医院も世の中には多数存在します。そういった歯科医院では「歯周病治療」を充分に受けることは極めて難しいでしょう。
数少ない歯科衛生士の中でも、歯周病治療に特化した人材が、日本歯周病学会認定歯科衛生士や日本臨床歯周病学会認定歯科衛生士であり、当院にはどちらも在籍しています。
歯周病治療症例集をご覧いただけると分かりますが、認定歯科衛生士は本来あるべき治療プロトコールに沿って治療を行い、結果を出します。日本の多くの歯科医院で行われている「定期的なクリーニング」とは全く異なるものです。そもそも「歯石取り=歯周病治療」でもなく、それが患者様に伝えられていないことがこの国の問題でもあります。
専門的歯周病治療では、歯科医師も歯科衛生士も必ず担当制です。患者様と対話し、説明を行い、共に歩み、ゴールを共有していきます。そして、その取り組みは可能な限り、一生続きます。歯周病治療と予防に終わりはありませんので。
当院歯科衛生士は皆、「患者様のお口の健康を一生背負っていく覚悟」を持って患者様を担当しています。情熱を持って本気で目の前の一人ひとりの患者様に向き合っています。そのため、普通の歯科医院の普通の(簡易的)歯周病治療とは中身が全く異なります。
説明を充分に行い、患者様にご自身の状態を知ってもらい、どうしていくか?を一緒に考えていきます。ご自身のお身体のことですので、本来の医療とはそうあるべきではないでしょうか?
現状の歯周病の状態に対して、不安や不満がある方はぜひ一度当院にご相談ください。責任を持った専門的歯周病治療をご案内させていただきます。
ブルーラジカルは、重度歯周病に対する効果を国が認めた唯一の歯周病治療器です。
これまでの治療器は、歯周病治療に対する治験を行っていないため、単に歯垢・歯石の除去という使用目的で用いられてきました。そのため明確に歯周病治療に有効であると表現ができませんでした。
ブルーラジカルは、従来の治療法と比較して、歯周ポケットを優位に減少させることを治験で証明した唯一の治療器です。
当院では従来からある方法と組み合わせて
使用することでより良い結果が得られると考えております。
ぜひ一度、当院へご予約ください。カウンセリングでしっかりと丁寧にご説明させていただきます。
歯周病とは、歯周疾患とも呼ばれ、歯肉(歯茎)に限局した「歯肉炎」と歯根膜、セメント質、歯槽骨といった歯周組織にまで炎症が波及した「歯周炎」とに大別されます。昔からよく「歯槽膿漏」という言葉が使われていましたが、これは、「歯周炎」や「歯周炎の進行した重度の状態」を意味しています。
「歯肉炎」は比較的軽度の状態であり、治癒、健康な状態への回復が見込みやすいものですが、「歯肉炎」が進行して発症する「歯周炎」は骨(歯槽骨)の喪失を伴いうため、元の状態まで回復、治癒することが難しい病気です。
ギネスブックにも、「全世界で最も蔓延している病気は歯周病である。地球上を見渡してもこの病気に冒されていない人間は数えるほどしかいない。」という記載があります。実際に、日本でも成人の約8割が歯周病である、という報告もあり、今では「国民病」という認識になってきています。
骨の喪失を伴う「歯周炎」は特定の遺伝的なものを除いて、18〜20歳以降に罹患、発症することがわかってきました。わかりやすく言えば、「大人しかならない病気なのに、ほとんどの大人がなっている病気。」とも言えます。
実際にこれは大きな問題となっており、現代の日本において、「歯を喪失する原因」の第1位が「歯周病」です。
歯周病が直接的な原因となり死に至ることはありませんが、他の全身疾患との関連から間接的に影響を与えたり、寿命を短くしてしまう原因にはなることもあります。特に「糖尿病」との関連については強く注意喚起がされており、「歯周病は糖尿病の第6の合併症」と言われるようになりました。
これほど重要な病気にも関わらず、残念ながらまだまだ国民全体の病気に対する意識は低い状態です。
未だに「歯医者さん=むし歯」のイメージが強く、歯周病という病気に対する治療、予防を行う習慣が身についていません。まずは歯周病について知ることが重要です。
自分が歯周病であることを知らない、理解していない、という方がたくさんいらっしゃいます。
当院では、そういった方が1人でも多くご自身の体のこと、病気のことを知り、歯周病に対する治療、予防に取り組んで頂き、健康を作っていけるようにお手伝いをさせて頂きます。
日本人の成人の約8割が歯ぐきに何かしらの問題を抱えているとされ、歯を失う最大の原因の第1位が歯周病となっています。
歯周病を患うと歯ぐきが炎症を起こし、歯を支えている歯周組織がダメージを受けます。症状が進行すると歯がグラグラ(動揺)し始め、最終的には歯が抜け落ちてしまうのです。
また、歯周病が悪化すると心筋梗塞や脳梗塞・糖尿病など全身疾患のリスクが高まることも分かっています。
日頃から適切なセルフケアとプロによるメインテナンスで歯周病の予防を図るとともに、定期的に検診を受けることで症状の早期発見と早期治療に努めることが重要です。
近年の研究では、歯周病が全身のさまざまな疾患などと深く関わっていることが報告されています。
歯科予防先進国として知られるスウェーデンで提唱されている「科学的に効果が実証された歯周病治療」のことです。
このアプローチは、厳格なプラークコントロールなどの歯周基本治療に加え、必要に応じて外科処置や抗菌薬を使用して感染源を除去し、歯周病菌を減らし、歯をできるだけ残すための治療方法です。長期的な研究から、この方法が『歯を失わないために非常に有効な治療法』であることが証明されています。
当院ではこのスカンジナビアンアプローチを取り入れ、患者さん一人ひとりに合わせた効果的な治療を提供しています。
予防とメインテナンスに重点を置くことで、歯周病の発症や進行を抑え、健康な歯を長く保つことを目指しています。
むし歯よりも歯を失う確率が高いとされる歯周病は、初期や中等度の段階では自覚症状がないことが多いため、定期的な歯科検診や日々の適切な予防ケアが重要です。
口腔内にはおよそ300種類の細菌が存在しており、お口の環境が悪化すると増殖します。
当院ではまず、お口の状態に合わせてブラッシング指導や歯石とりなどのプロケア(プロによる専門的なケア)を行い、ご自宅でのセルフケアだけでは落としきれない歯垢や歯石を徹底的に取り除きます。
同時に、患者さんご自身でのプラークコントロール(歯垢や細菌の抑制)の方法をお伝えしていきます。特に長い年月を経て進行した歯周病の改善を図るには、腰をすえてじっくりと継続していく必要があります。もし治療の途中で通院をやめてしまい、悪化したために再びご来院された時は、すでに手の施しようがない状態になっているケースも少なくありません。
当院では、患者さんのスケジュールに合わせて診療を行なっておりますので、ご自身の歯と健康を守るために、しっかりと治療を受けきりましょう。
歯周病の原因はお口の中の細菌だけではなく、喫煙や飲酒・ストレス・歯磨きの仕方など生活習慣が深く関わっていることが多々あります。
また、糖尿病などの生活習慣病が重なると歯周病は進行しやすくなるとされています。そのため、歯周病治療には、患者さんのライフスタイルや持病などを考え合わせ、原因となる因子を特定していくことが鍵となります。
当院では、歯科医師・歯科衛生士ともに同じ担当者が診療を行うことで、一人ひとりの患者さんのご状況やご希望を踏まえて、じっくりと適切なサポートを行なっております。
予防歯科について歯ぐきに炎症が起きている状態で、歯磨きや食事などの軽い刺激でも出血しやすくなります。
歯科衛生士によるスケーリングやSRP(スケーリング・ルートプレーニング)で丁寧に歯石を除去し、毎日の正しいセルフケアについて指導させていただきます。定期的に通院し、良好な状態が保てるようにメインテナンスをしていきましょう。
歯根の約半分の深さまで炎症が広がり、歯周組織が少しずつ破壊されはじめます。
歯科衛生士がプロの技術で歯石や歯の着色汚れを除去し、毎日のセルフケアを正しく行えるように指導させていただきます。良い状態を維持するためのメインテナンスも定期的に受けましょう。
歯根の約3分の2の深さまで炎症が広がり、歯周組織が深刻なダメージを受けます。歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)から膿が出ることで、口臭が強くなる場合もあります。
ここまで歯周病が進行してしまうと、歯磨きなどのセルフケアだけでは改善が望めません。歯科衛生士が歯肉の中にたまった歯石を取り除きます。また状態によっては麻酔が必要になる場合があります。
歯周ポケットは6mm以上で10mmに及ぶものもあります。硬いものなどが噛みにくくなり、歯磨きでは毎回のように出血するようになります。放置してしまうと歯が自然に抜け落ちることもあります。
歯周病が重度にまで進んだ場合は、外科手術が必要になるケースがほとんどです。手術によって、歯の周りのプラークや歯石等の汚れを徹底的に取り除きます。
同時に、歯周病で凸凹になってしまった骨の表面を整える骨整形や骨切除などの『切除療法』や、歯周病に罹った歯の周辺の骨や歯肉を再生させる『歯周組織再生療法』を行うことで、残っている歯をより長く残すことができる可能性があります。
歯周病が進行すると、歯を支えている歯根膜や歯槽骨といった歯周組織が破壊されます。そうして失われてしまった骨や組織は、基本の歯周病治療では回復させることは出来ません。そこで、この骨や組織の再生・回復を図るために行う方法が、歯周組織再生療法となります。
当院では、歯周組織再生に役立つと考えられているエナメルマトリックスタンパク質を含んだ薬剤を歯根に塗るエムドゲイン、細胞を増やす成長因子を主成分とした歯周組織再生医薬品を用いて歯周組織の再生を図るリグロス、骨欠損内の骨形成の促進が期待される吸収性コラーゲン膜(バイオガイドやossixなど)、人間の骨の成分構造によく似た骨移植材料(バイオオスなど)を用いて、歯周組織の再生を促します。
いずれの方法にしても、まず歯周病の検査を行い、基本的な治療を行った後で行うことが必要です。患者さんのお口の状態に合わせて、最適な方法をご提案いたします。
一時的な歯肉退縮や動揺の増加が見られる可能性があります。
WEB予約が埋まっていても、
当日受診可能な場合がございますのでお電話ください